(株)スミノエ インテリア プロダクツは、7月2日(水)、JR東京駅直結の「東京ステーションホテル」にて「2025年度スミノエ会理事会」を開催した。
理事会では、2024年度事業報告・会計報告、2025年度事業計画(案)・会計予算(案)について審議し満場一致で可決承認した。また任期満了にともない役員改選を実施、新会長に蜷川裕義氏(大阪装飾(株))を選任した。
議事進行に先立ち、高野寅吉前会長(改選前)が挨拶、続いてSUMINOE(株)の永田鉄平社長、(株)スミノエ インテリア プロダクツの村瀬典久社長が2024年5月期決算の概要や今後の事業方針などを語った。
SUMINOE(株)永田鉄平社長は、業績の概要を説明したあと「中高級品をはじめとした付加価値の高い商品にシフトしていき、インテリア事業の収益をしっかりと上げていくとともに、企業価値を高めていきます」と挨拶した。また、会場である東京ステーションホテルが全館スミノエカーペットであることにも触れ、出席者に製品の体感を呼びかけた。
理事会終了後は、講師に(株)吉野家ホールディングスの安倍修仁氏を講師に招き、「逆境を成長に糧にした吉野家の同じ方向を共有する組織づくり」と題した経営セミナーを行った。安倍氏はアルバイトを経て吉野家の社員となり、その後1980年の会社更生法手続から再建を主導し42歳の若さで社長に就任した。講演では、会社更生法手続から再建につながる社員との価値共有、さらに2004年に発生した米国BSE問題による牛丼販売休止と新メニュー開発の推進など、現代にも通ずるリーダー論が語られた。経営セミナー終了後は懇親会が行われた。
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