(株)川島織物セルコンは、6月7日〜12日までイタリア・ミラノで開催中の世界最大規模のデザインイベント「ミラノデザインウィーク」に参加し、「四神が司る京都」をテーマに京都の風景と古来より京都を守ってきたとされる四神の物語を、8種の織物と空間構成のインスタレーションで表現している。
アートディレクションを担当したのは、気鋭のクリエイティブユニットAtMa inc.。特に注目は、東西南北の風景をそれぞれ表現した新作の「耀彩織物」。見る角度や光の当たり方によって、見え方が変化する織物である。耀変天目、螺鈿細工など日本では古くから輝きを持つ工芸品が高く評価されてきた。その美意識を、川島織物セルコンが長きにわたり培ってきた伝統技術と現代の技術を掛け合わせることによって織物に表現した。
なお特設サイトでは、会場の展示の模様が360℃の映像で見ることができる。
展示の模様
https://www.kawashimaselkon.co.jp/assets/pannellum/pannellum.htm#panorama=https://www.kawashimaselkon.co.jp/contents/files/sites/2/2022/06/R0010026.jpg&autoLoad=true
特設サイト
https://www.kawashimaselkon.co.jp/event/milan2022/