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◆サンゲツ 「第6回サンゲツ壁紙デザインアワード」受賞作品を決定

 (株)サンゲツは、12月15日(木)、壁紙デザインコンペティション「第6回サンゲツ壁紙デザインアワード」の最終プレゼンテーション審査、および受賞作品の決定と表彰式を行った。

 「サンゲツ壁紙デザインアワード」は、同社のブランド理念『Joy of Design』をテーマとして、2017年から毎年開催しているデザインコンペティション。第6回目の今回は320作品が応募、その中からファイナリストに選ばれた12組のファイナリストたちによる最終プレゼンテーションを経て審査し、受賞作品を決定した。

 見事に大賞(賞金100万円)を獲得したのは、タイトル『空、或いは宇宙』(作者:南澤詩音・澤田昂之介)。光を覆う雲と、光を放つ雲の相反する性質の雲を、photographyの技法を用いて同一の画面に表現、空間の中に広がる空のような、あるいは宇宙のような幻想的なデザインに仕上げている。

 優秀賞(賞金50万円)にはタイトル『cache-cache』(作者:濵田梨央)が選ばれた。タイトルの「cache-cache」はフランス語でかくれんぼの意味。カラフルな図柄は特に意図はないが子供たちそれぞれの視点によって、あたかも生き物がかくれんぼをしているようにみえる魅力的なデザインである。

 4名の審査員が選ぶ審査員賞(植原賞/賞金15万円)にはタイトル『墨痕(ぼっこん)』(作者:田淵萬坊)、審査員賞(岡安賞/15万円)にはタイトル『CLOUD』(作者:小嶋宏昌)、審査員賞(山﨑賞/15万円)にはタイトル『365』(作者:佐藤小暖)、審査員賞(座間賞/15万円)にはタイトル『AMIGAMI』(作者:玖波井 祐子)がそれぞれ選ばれた。

 またサンゲツ社員が選ぶサンゲツ社員賞(賞金5万円)はタイトル『空、或いは宇宙』(作者:南澤 詩音澤田 昂之介)が大賞とともにW受賞した。


 受賞作品の発表後は、表彰式が行われた。
 最後のあいさつで審査員長でもあるサンゲツ安田社長は、「第6回目となる壁紙デザインアワードは、当社のブランド理念である『Joy of Design』というテーマを掲げ、デザインする喜び、デザインする楽しみを大事にする会社でありたいという思いを込めて開催してきました。普段仕事をしていると、デザインとは何か、デザインをどのように活かすのか、悩むところでもあります。私自身会社を強くするのはデザインだと思っています。デザインを大事にして会社を成長させ、社会に戻していく。そのような意味での活動の1つとしてこのデザインアワードを位置づけています。今後ともこのデザインアワードを広げていきたいと思っています」と語った。

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