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◆ニトリ 3社協業でカーペット・敷ふとんを再資源化する仕組みを構築

 (株)ニトリでは、2022年12月12日(月)~1月8日(日)の約4週間、神奈川県内の8店舗でカーペット・敷ふとんの再資源化に向けた実証実験をしてきたが、このほど(株)タケエイ(本社:東京都港区)、住友大阪セメント(株)との3社協業で仕組みを構築したと発表した。

 カーペット・敷ふとんは、エンドユーザーが処分に困る製品の第1位・第2位にラインクインするもの(ニトリ調べ)だが、製品の特性として分別困難という課題があり、ニトリがこれまでに構築した仕組み(「製品を、再び製品にする仕組み」もしくは「製品を、次の素材にまわす仕組み」)では対応出来なかった。

 それを今回の協業により仕組みを構築、具体的には、(1)不要になったカーペット・敷ふとんを、店頭もしくは配送時に無料回収する(ニトリ)、(2)中間処理にて破砕する(タケエイ)、(3)破砕物を熱エネルギーとして活用した上で、そこで発生した灰を捨てずに、さらにセメント原料として活用する(住友大阪セメント)という3つの工程で行うというもの。

 今回は一部店舗での回収実施だったが、今後は全国・全店規模での回収~再資源化の仕組みを構築していくとしている。

ニトリのホームページ
https://www.nitorihd.co.jp

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